多種多様な塗装ニーズに応える姿勢で
毎回5件ほど新規受注
代表取締役 鳥山 豊さん
当社は塗装施工を行っており、自動車、鉄道車両、医療機器、航空宇宙機器、工具、アパレルなど、幅広い分野に高い技術で対応できるのが強みです。小ロットから量産まで、基本的に仕事の依頼は断りません。どんな難題であっても、他社で「無理」と断られた案件であっても、試行錯誤を重ねて、お客様の要望に応えます。 十年近く前、メッセナゴヤを訪れた際、出展者の業種がとても幅広く、多くの企業と出会えると実感。販路拡大のチャンスがあると確信し、出展を決めました。
会期中は、代表の私が自らブースに立ち、説明にあたります。これまでの主な展示物は、自動車の内外装パネル、スマホケース、自転車など。車両のモックアップなどの大きな事例は写真で紹介します。
出展にあたって工夫していることは、展示物の塗装を目立つようにしていることです。既存の製品だけでなく、出展のためだけに仕上げたものも並べます。2021年は、多彩に塗装したシートを段ボールに貼り付けて、SDGs(持続可能な開発目標)に沿った展示物として提案しました。
展示物が多種多様ということもあり、多くの方が「この会社って何してるの?」と足を止めてくれます。普段なかなか接点をつくれない大手メーカーの方から声をかけられることもあり、大変ありがたいです。実際、会場での交流がきっかけで、大手ガス機器メーカーや大手自動車部品メーカーと直接取り引きができるようになりました。
個人的な注文を受けることもあります。たとえば「へぇ、塗装屋なんだ。うちのクルマも塗って欲しいんだけど」といった相談があったりします。もちろん引き受けます。
今までいろいろな展示会や見本市に出展しました。そのなかで新規顧客獲得数を一番見込めるのがメッセナゴヤです。初めて出展した2014年のとき、受注につながったのは10件。300枚用意した名刺が会期中になくなり、大口の商談もまとまったので、驚きました。以降、出展する毎に5件ほどの新規受注が獲得できています。
受注を着実に獲得できているのは、日常の業務ではまず会うことのない業種の方々と交流でき、かつ規模が大きく、来場者も多いからだと思います。出展者や来場者の大半が顧客になり得る、そんな感じです。
大手との実績が増えると、やはり日常の営業が楽になります。現在まで取り引きした顧客数は約400社。メッセナゴヤに出展する前が約200社でしたので、8年ほどで2倍の伸びです。費用対効果が高いので、今後も出展を続けていきます。
社名 | 株式会社三河スター |
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所在地 | 愛知県安城市小川町曽根3 |
電話番号 | 0566-99-3107 |
URL | http://mikawastar.co.jp |
設立年 | 1986年 |
資本金 | 1500万円 |
社員数 | 15人 |
出展回数 | 8回 |