3株式会社YUKI LONDON with aroma
代表取締役社長
いしかわ ゆうき
石川 祐規さん
固定観念を打破して市場開拓
業界の壁を越えたビジネスチャンス
「本物のアロマ」を職場環境の改善を求める企業に届けたい
当社は、100%天然成分で作られたアロマを用いて「香りブランディング・アロマ空間」という事業を展開しています。お客様のニーズや目的に合わせたオリジナルの香りを調合し、空間作りのお手伝いから管理までをトータルプロデュースできることが強みです。当社が提供する香りは、自動発生装置によって空間に噴射され、非日常的な心地よい環境を作り出します。
当社にとって初めての展示会にメッセナゴヤを選んだ理由はふたつあります。ひとつ目は、他の展示会と比べて出展費用がリーズナブルであった点です。コスト面での負担が少なく、初めてでも気軽に参加しやすい環境が整っていました。ふたつ目の理由は、異業種が集結するという点です。たとえば、美容系の展示会は美容業界、ウェルネス系の展示会は健康に関心のある方々が来場の中心になっているイメージがあります。その点、メッセナゴヤでは幅広い分野の企業や来場者が集まるので、「本物のアロマで幸せに」という企業理念を多くの方々に知っていただく絶好の機会になると考えました。当社は名古屋に拠点を置いているので、メッセナゴヤを通じて東海エリアの皆様に当社の存在を知っていただき、認知度を高めたいという目的もありました。
問題解決型展示に方向転換で600枚の名刺交換と3件の商談成立
初めての展示会だったので、出展に伴う不安や疑問を解消するために、出展者向けセミナーや個別相談会に積極的に参加しました。そこで「問題解決型」のブース作りをアドバイスされ、当初想定していたイメージから大きく方向性を変えました。
当社の主な取引先は、ブランディングとしてアロマを導入する美容系やホテルが中心だったので、メッセナゴヤでもお洒落な雰囲気を演出することに重点を置こうとしていました。しかし、アドバイスを基に、従業員の定着率に課題を抱える企業に向けて、魅力的な職場環境を整える福利厚生の一環としてアロマをPRすることにしました。その結果、普段アロマと接点のない商社や建築関係の企業からもオーダーをいただくことができ、新規分野を開拓するという大きな目標を達成することができました。名刺交換は合計600枚ほどで、いくつかの企業とはすぐに商談に入り、3社から正式に受注しました。現在は約20社に無料体験をしていただいており、想像以上の反響に営業チームからも喜びの声が聞こえて嬉しい限りです。
初出展でも確かな収穫 プロのサポートが成功を後押し
メッセナゴヤで得られた最大の成果は、さまざまな分野にニーズがあることを実感できたことです。これまでは美容業界に特化していたのですが、新しい可能性を発見することができました。
展示会への出展を検討している企業は、まずはメッセナゴヤへの出展をおすすめします。当社のように展示会の知識がなくても、手厚いプロのサポートがあるので安心して参加できます。相談会では、専門家が個々の悩みにピンポイントで答えてくれたので、初めての出展でも成果を上げることができました。搬入方法すらわからず不安が大きかったですが、相談会などで事前に不安を解消でき、何とか乗り越えることができました。最も大きな収穫は、「やってみればなんとかなる」と気づけたことかもしれません。これもメッセナゴヤならではの魅力だと感じています。
