出展者の声4

みはるこうぎょう三晴工業株式会社

代表取締役
いながき みきひこ
稲垣 幹彦さん

地域密着型展示会で商機を掴む
中小企業の強みを活かした事業拡大

三晴工業株式会社 代表取締役 稲垣 幹彦さん

初の医療関連企業との接点 新たな分野へ参入のチャンス

当社は、ネジの緩み止め加工や樹脂コーティング加工を中心に事業を展開しています。当社の技術は自動車や建築分野をはじめ、多岐にわたる製品に活用されています。

メッセナゴヤは今回で9回目でしたが、自動車業界以外との取引を増やすことを目的として出展を続けています。取引先業界を多角化し、時代の変化に対応するため、当社でも全体の8割を占める自動車関連の取引を数年以内に5割程度まで引き下げ、新たな取引先として建築、家電、機械部品などの分野を拡大していくことを目標としています。

メッセナゴヤはとても成果を上げられる展示会だと感じています。過去9回の出展で約40社との新規取引がありました。これは、他の展示会と比べても圧倒的に多い数字です。今回も約30社と接点を持つことができ、さまざまな業種と交流することができました。特に医療関連企業は今回初めての出会いとなりました。診察機器に関するニーズに対して試作品を提供し、現在評価試験を受けている段階です。これまで医療関連企業との接点はほとんどありませんでしたが、こうした異業種との出会いが実現するのはメッセナゴヤならではだと思います。


魅力あふれる『町工場コーナー』で顔なじみ企業と密な情報交換

三晴工業株式会社

 東京の展示会にも過去に一度出展しましたが、全国各地から来場者が集まるので当社のような小規模企業ではアフターフォローが難しく、成果に結びつきにくかったです。メッセナゴヤも全国から集まりますが、東海3県からの来場者が多いので、地域に根差した中小企業にとってメリットが多いです。BtoB向けの展示会は、成果に結びつくまでに時間がかかることを理解していますが、メッセナゴヤは比較的早く成果につながると感じます。中小企業の決裁権者が直接来場するケースが多いので、スピーディーに話が進み、非常に商談がしやすいです。

何度も出展しているうちに顔なじみの企業も増え、お互いの近況報告ができることも楽しみのひとつです。メッセナゴヤでは、来場者だけでなく出展企業にもPRできる点が強みで、お互いにマッチしそうな企業を紹介することもあり、毎年新しい交流があります。

今回は、新しく登場した『町工場コーナー』で出展しましたが、一般ブースよりも具体的なニーズを持った来場者が多く、商談のチャンスも増えました。もちろん、大企業の立派なブースも素敵ですが、小さな企業が集結し、親しみやすい雰囲気や「何か面白いアイデアがあるかもしれない」と思わず覗いてみたくなる魅力が『町工場コーナー』にはありました。

変化の時代に求められるのは異業種との積極的なつながり

世の中はどんどん変化しています。メッセナゴヤにも、これまで出展していなかった業種の企業が増えてきているように、多くの企業はひとつの商材だけで成長を続けることは難しいとわかっています。付加価値をつけたり、業種転換を図ったり、異業種にも積極的にPRしなければならないという意識が広がってきているのだと感じます。メッセナゴヤも年々出展倍率が高くなっていますが、それでも出展する価値のある素晴らしい展示会だと思っています。

CORPORATE DATA

三晴工業株式会社

社名三晴工業株式会社
所在地愛知県安城市宇頭茶屋町北裏14
電話番号0566-97-0688
URLhttps://miharu-ind.com/
設立年1980年
資本金3,000万円
社員数30人 (パート含む)(令和7年2月10日時点)